2023年05月13日
弘法大師が築いた満濃池‼
満濃池は仲多度郡まんのう町にある
農業灌漑目的としては最大のため池です。
堰堤(堤体)から展望する風致景観が優秀で、
古来著名な名所として重要であることから
2019年(令和元年)に国の名勝に指定
されました。
満濃池の歴史は古く、
701年~704年に讃岐国の国守
道守朝臣が創築したと云われています。

その後、818年に洪水により決壊し、
821年(弘仁12年)に空海が築池別当として
派遣され、再築しました。
満濃池には、
弘法大師空海は修築に際し、護摩壇を設けて
修法を行ったとされる「護摩壇岩」

空海が創建したと伝わる神野寺があります。
その後、決壊・修築を繰り返し、
1184年(元暦元年)の決壊から約450年間、
池は復旧されず、放置され、「池内村」が
出来ます。
今でも、満濃池の水位が下がると池内村の
跡が確認できます。
江戸時代になると
西嶋八兵衛が満濃池の再築を行い、
木製底樋の石製化、嵩上げなどを行い、
現在に至っています。
今は満水で、毎年6月15日に行われる
「ゆる抜き」を待っているようです。
背後に讃岐山脈を控えた雄大な満濃池、
新緑と青い水面、今が見頃です。
農業灌漑目的としては最大のため池です。
堰堤(堤体)から展望する風致景観が優秀で、
古来著名な名所として重要であることから
2019年(令和元年)に国の名勝に指定
されました。
満濃池の歴史は古く、
701年~704年に讃岐国の国守
道守朝臣が創築したと云われています。
その後、818年に洪水により決壊し、
821年(弘仁12年)に空海が築池別当として
派遣され、再築しました。
満濃池には、
弘法大師空海は修築に際し、護摩壇を設けて
修法を行ったとされる「護摩壇岩」
空海が創建したと伝わる神野寺があります。
その後、決壊・修築を繰り返し、
1184年(元暦元年)の決壊から約450年間、
池は復旧されず、放置され、「池内村」が
出来ます。
今でも、満濃池の水位が下がると池内村の
跡が確認できます。
江戸時代になると
西嶋八兵衛が満濃池の再築を行い、
木製底樋の石製化、嵩上げなどを行い、
現在に至っています。
今は満水で、毎年6月15日に行われる
「ゆる抜き」を待っているようです。
背後に讃岐山脈を控えた雄大な満濃池、
新緑と青い水面、今が見頃です。
Posted by へんろ資料館館長 at
07:52
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