2023年06月08日

月山神社

第37番五社(現岩本寺)から第38番
金剛福寺に向かう途中に「真念庵」がある。

真念の『四国遍路道指南』に
「〇市野瀬村、・・此村に真念庵といふ
大師堂、遍路にやどをかす。これより
あしずりへ七里。但しささやまへ
かけるときハ、此庵に荷物をおき、
あしずりよりもどる。月さんへかけるときハ
荷物をもち行。初遍路ハ
ささやまへかへるといひつたふ。」
とあり、
足摺岬の先にある金剛福寺を巡拝して、
篠山神社に行く場合と月山神社に行く場合では
荷物を持って行くか、置いておくかが
分れると書いています。

札所ではないですが、
江戸時代のお遍路さんも巡拝していた
ことが分かります。

「月山神社」は修験道の開祖である
役小角が月影の霊石を発見し、
月夜見尊などを奉齋したのが開基で、
その後、空海がこの霊石の前に
廿三夜月待の密供を行ったと
云われています。




月山神社の横にある大師堂

四国遍路や観光で足摺岬に行かれる方、
時間のある方は、ぜひこの月山神社も
コースに入れてはどうでしょうか。

ただ、道は細いですよ。

  


Posted by へんろ資料館館長 at 10:06Comments(0)