2023年07月08日

浄土宗法然寺の弘法大師堂!①

高松市の仏生山に法然上人を開祖とし、
高松藩松平家の菩提寺である
法然寺(仏生山来迎院)があります。

浄土宗法然寺の弘法大師堂!①

境内は道路に面した総門を入ると右側に
十王堂があり、現在は仏生山小学校となっていますが、
元は蓮池、左側には前池と池に挟まれた
参道、二河白道(にがびゃくどう)を通り、

※二河白道 火の河と水の河を人の貪欲と
怒りにたとえ、この間にある白い道は
極楽に通じる道で、往生を願う信心にたとえる。

煩悩にまみれた人でも、念仏一筋に努めれば、
悟りの彼岸に至ることができることを
説いている。

黒門、仁王門、二尊堂跡、文殊楼、来迎堂、
そして松平家歴代が眠る般若台(はんにゃだい)に
到る極楽浄土への道を立体的に
表現している。

浄土宗法然寺の弘法大師堂!①

このような、二河白道に導かれ、
極楽浄土へと到る浄土思想が体感できる
境内が特徴的な法然寺に
弘法大師を祀る弘法大師堂があります。

なぜ、弘法大師堂があるんだろう。

長くなるので、明日に続きます。





Posted by へんろ資料館館長 at 07:58│Comments(0)
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